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使っている釣り竿にまつわる話 [旅]

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釣りを始めてからずいぶん経つ。子供の頃、それこそ保育所の頃から釣りの仕掛けを解説する本が好きだった。おかげで難しい漢字を読むのに慣れていたものだから、小学校の国語の授業でわからなかったことがない。

釣竿の材質には大きく分けてグラスロッドとカーボンロッドがある。グラスロッドは素材にグラスファイバーを使用したもので安価に販売されている。だけど傷つきやすく、傷ついたところから折れやすい。

カーボンロッドは名の通り炭素繊維を使用した釣竿だ。グラスロッドとの違いは修理ができること。磯竿などリールがあって糸を通すガイドがあるタイプの竿なら、傷ついた穂先をニッパーでカットして、そこへ交換用のガイドをつけて修理できる。一番折れやすいのは穂先なので、修理が効くのはとても経済的なことなのだ。

とはいえ、僕といえば幼少期の頃から延べ竿が好きだった。ピンとこない方はリールなどの糸巻きがない、先端に仕掛けを直接結ぶ竿と思って間違いない。

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延べ竿の中でも3.6メートルの竿は最も標準的で使い回しが効く。さらに最近の延べ竿は納竿した時の長さが非常にコンパクトだ。写真で見ると分かりにくいかもしれないが、折り畳み傘を折り畳んだ時と同じ長さだと思ってもらえばいい。なのでカバンには楽々入る。

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延べ竿を使った釣りで釣れる魚は、海ならイワシやアジ、川ならアブラハヤやフナ、水質が良ければアユなども狙える。

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なお、始めたばかりでどんな仕掛けを選べばいいかわからない場合は、とりあえず釣具屋さんに売っている「ハエ・コブナ用」と書かれたものを選べば間違いない。延べ竿の先端にこの仕掛けを結ぶという認識で結構だ。

餌はミミズとかゴカイとか、グロテスクなものを選ぶ必要はない。おすすめは「ご飯粒」だ。実はこれで結構な魚が食いついてくれる。

前の晩に残ったご飯をピンポン玉大くらいの大きさにしてラップに包めば釣り餌の用意はもうできている。

そんなこんなで、釣りというのも結構楽しい。ただ夏の季節は川辺などはスズメバチ・マダニなど刺されると怖い虫もいる。また本州でもヤマカガシという毒蛇に遭遇することは頻繁にある。噛まれたらすぐに救急車を呼ぶこと。毒性には個体によってバラツキがあるけれど、有毒生物にリスト入りしてから50年近く経っているため、噛まれて放っておいていいことはまずない。

自然のレジャーには危険がつきまとう。できる限り知っている近所からこういう趣味は始めた方がいいだろう。
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