SSブログ

夜行バスで快適に眠る方法(冬編) [旅]

安眠グッズや寝袋などのキャンプグッズなど、横になって眠るための道具は多い。だけど夜行バスの車中でよく眠れるためのグッズというのはあまり存在しない。だから既にあるものを少し工夫する必要がある。

先日大阪から東京まで夜行バスで行ったというエントリを書いた。その時車中で眠ることに何ら苦労しなかったのだけど、それは予め座った状態で眠ることを想定して夜を過ごしたからだ。その時の工夫を書いてみる。

1.シートはなるべく片側1列シートを取ろう
私が乗車したバスはウィラーエクスプレスだった。1週間前に予約した割には空席が多く、幸いにも片側一列の最後尾シートを取ることができた。おかげで隣の人もおらず、リクライニングを最大まで倒すのにも気を使う必要がない。

車内を見てみると、隣同士が他人というのはかなり気を遣っているみたいだった。友達同士や夫婦で旅をするわけではないのなら、なるべく片側一列のシート、欲を言えばその最後尾のシートを取ったほうがいい。

2.ニット帽を目深にかぶる
普段眠っている時を想像すればお分かりになる通り、身体が外気に面している面積が少ければ少ないほど眠りやすい。当時私はLサイズのブルゾンを着ていたのだけど、それを後ろ前反対に着る。そうすると身体がすっぽり包まれる感じで掛け布団の代わりになる。

また、座って目を瞑り続けるのは結構難しい。アイマスクがあればいいけど、私はあれのゴム紐が耳にかかる感触が嫌いだ。なのでニット帽を目深にかぶる。外見はほとんど不審者だが、隣に他人もいないし通路側には目隠しのカーテンもある。他人の目を気にする必要はない。

3.マスクは必須
このご時世、ノーマスクで乗車する人もいないだろうけど一応。

車内の空気は乗車している時間が長くなるにつれ乾燥し悪化してくる。冬なら流行病の感染リスクだけでなく、単にインフルエンザや風邪をもらうリスクも高くなってしまう。なのでマスクは必ずつけておくこと。

またマスクによっては保湿できるタイプのものもある。冬は空気が乾燥しているから喉も痛めやすい。なので喉を徹底的に守ろう。私はネックウォーマーをマフラー代わりにしていたが、マスクとネックウォーマーと目深に被ったニット帽でほとんど顔面が覆われていた。重ねていうが他人の目を気にしないこと。

4.休憩中のトイレには必ず行く
夜行バスは道中のSAなどで数回休憩がある。その時に必ずトイレに行っておくこと。デメリットは言うまでもない。

またこの休憩にタバコを吸う人もたくさんいる。私も喫煙者なのでタバコを吸うが、隣に他人がいたり嫌煙家の人に対して気を遣う。

最近は電子タバコなど、ほとんど匂いを感じさせないでニコチンを摂取できるものも増えてきた。私がお勧めするのは噛みタバコというもの。歯茎と頬の裏に挟み入れてニコチンを摂取するものだ。30分ほど効果がある上に、噛みタバコのニコチン濃度は意外と高い。なので車中で口寂しくなった時には重宝するはずだ。

5.到着した後に入れる喫茶店などを探しておく
これは失敗から学んだこととして。

私が乗車したバスは東京の鍛冶場駐車場が目的地だったけど、その辺りにドトールなど煙草が吸えるコーヒーショップが見当たらなかった。今はスマートフォンがあるので、乗車中にすぐに入れてゆっくりできるお店を探しておくこと。

夜通し走っているバスの車中で団体で眠って過ごすのは結構疲れる。なので目的地に到着した後すぐに一人で休憩を取れる場所を確認しておくことはとても大事だ。


こんなところだろうか。夜行バスのみならず、海外便の航空機にも同じことが言えるかもしれない。僕は海外に旅行したことはないけれど、おそらく夜行バスの方が皆さんの身近にあると思う。近く旅行する予定の人はお試しあれ。
nice!(0)  コメント(0) 

使っている釣り竿にまつわる話 [旅]

4EC6EB1D-0A41-494D-81CF-81E766DA63DF.jpeg

釣りを始めてからずいぶん経つ。子供の頃、それこそ保育所の頃から釣りの仕掛けを解説する本が好きだった。おかげで難しい漢字を読むのに慣れていたものだから、小学校の国語の授業でわからなかったことがない。

釣竿の材質には大きく分けてグラスロッドとカーボンロッドがある。グラスロッドは素材にグラスファイバーを使用したもので安価に販売されている。だけど傷つきやすく、傷ついたところから折れやすい。

カーボンロッドは名の通り炭素繊維を使用した釣竿だ。グラスロッドとの違いは修理ができること。磯竿などリールがあって糸を通すガイドがあるタイプの竿なら、傷ついた穂先をニッパーでカットして、そこへ交換用のガイドをつけて修理できる。一番折れやすいのは穂先なので、修理が効くのはとても経済的なことなのだ。

とはいえ、僕といえば幼少期の頃から延べ竿が好きだった。ピンとこない方はリールなどの糸巻きがない、先端に仕掛けを直接結ぶ竿と思って間違いない。

F427603B-C0ED-4700-B2F1-E96E2EBF8774.jpeg

延べ竿の中でも3.6メートルの竿は最も標準的で使い回しが効く。さらに最近の延べ竿は納竿した時の長さが非常にコンパクトだ。写真で見ると分かりにくいかもしれないが、折り畳み傘を折り畳んだ時と同じ長さだと思ってもらえばいい。なのでカバンには楽々入る。

6941BB4E-B6C2-45F6-9CFA-6462802F9EC9.jpeg


延べ竿を使った釣りで釣れる魚は、海ならイワシやアジ、川ならアブラハヤやフナ、水質が良ければアユなども狙える。

9375B445-D8B1-4ACA-9C0E-6AFB4E6F3C26.jpeg

なお、始めたばかりでどんな仕掛けを選べばいいかわからない場合は、とりあえず釣具屋さんに売っている「ハエ・コブナ用」と書かれたものを選べば間違いない。延べ竿の先端にこの仕掛けを結ぶという認識で結構だ。

餌はミミズとかゴカイとか、グロテスクなものを選ぶ必要はない。おすすめは「ご飯粒」だ。実はこれで結構な魚が食いついてくれる。

前の晩に残ったご飯をピンポン玉大くらいの大きさにしてラップに包めば釣り餌の用意はもうできている。

そんなこんなで、釣りというのも結構楽しい。ただ夏の季節は川辺などはスズメバチ・マダニなど刺されると怖い虫もいる。また本州でもヤマカガシという毒蛇に遭遇することは頻繁にある。噛まれたらすぐに救急車を呼ぶこと。毒性には個体によってバラツキがあるけれど、有毒生物にリスト入りしてから50年近く経っているため、噛まれて放っておいていいことはまずない。

自然のレジャーには危険がつきまとう。できる限り知っている近所からこういう趣味は始めた方がいいだろう。
nice!(0)  コメント(0) 

昆陽昆虫博物館へ続く森 [旅]

IMG_20200628_103740340.jpg

住んでいる街には昆虫博物館がある。昆陽池は伊丹市の水源でもあり、周囲に森や沼など自然に囲まれた場所でもある。

3年ほど前に訪れたとき、記録的な長梅雨が続いたものだから、そこへ続く森の道には雨水が溜まってできた沼があちこちにできていた。

IMG_20200628_103801588.jpg

だけどこれも一つの魅力だなと感じる。昆虫館自体は名の通り、様々な昆虫の標本があったり、温室に蝶々が飛び交ったりしていた。

IMG_20200628_114327927.jpg

人に慣れているのか、接写しても全く逃げる様子がなかった。

IMG_20200628_112833025.jpg

人によっては、標本でも虫はダメという人もいるだろう。

IMG_20200628_103728138.jpg

なんだか蟲師の「旅をする沼」のような世界だった。博物館はともかく、入り口までの森の道が最高だった。
nice!(0)  コメント(0) 

2018年の冬に東京に行った話 [旅]

AF1AFD29-2888-4972-A0BA-38013340629E.jpg

今から5年前の2018年の冬は東京にいた。

東京にいたといっても住んでいたわけではなく、当時付き合いのあったTwitterのフォロワーさんのライブが町田プレイハウスであるということで、夜行バスで大阪から東京まで行った。

WILLERExpressを使って大阪の梅田スカイビルから乗車した。バスは1週間前に予約したけど、随分と空きがあって片側1列の最後尾のシートを取ることができた。おかげで隣を気にすることもなく、夜間の車内の雰囲気や、走行中のバスの中で眠ることの楽しさをよく覚えている。

宿は田端新町の簡易宿泊所を予約した。だけど東京の鍛冶場駐車場に到着したのは朝6時。チェックイン時間は15時で、東京の寒風に吹かれながら9時間公園で時間を潰した。上の写真はそれである。

ジャンルはヘビーメタルでノリも何もかも自分はわからなかったけど、楽しんでいる人は楽しんでいた。ヘドバン?という頭を激しく振っている人も見た。

夕食がノープランだったから町田駅前のすき家で牛丼を食べた。東京でしか食べれないようなものは一切食べてない。

あまりにも初日に疲れてしまったので、滞在予定よりも早く東京は引き揚げた。帰りは新幹線を使って帰ったが、こっちの方が絶対にいい。

なんとも言えない東京への一人旅。

しかし実際に行って、東京の田端新町の公園で9時間いたり、宿の周りで迷子になったり、山がないから方角がわからなかったり、東京に住むとすればかなりリアルな体験と光景を見ることもできた。

そこでずっと暮らしている人ならすぐにわかることが、地方都市から今朝夜行バスで来たばかりの人間にはわからない。でも慣れてくるとわかるようになって、最初は目新しいものがだんだんと当たり前になってくる。

2018年冬東京への旅はそういう体験だった。コロナも落ち着いてきたし、また行ってみるのもいいかもしれない。
nice!(0)  コメント(0) 

SNSに疲れたら外へ行く [旅]

IMG_0012.jpeg

もともとSNSに疲れやすいタチだ。だから何度もやめてはまたやり直している。最近も少し疲れることがあった。その時にもらったDMに「疲れたら立ち止まって身の回りの風景を見てみるといい。生活は自分のもので、他人は本当にあなたが疲れているかどうか気にしない」とあった。

このDMを送ってくれた人に感謝だ。おかげでSNSの人間関係に四六時中がんじがらめになっていた過去を思い出すことができた。

外へ行くにも目的が必要だったから、ずっと行ってみたかった阪神間の古墳に行った。

IMG_0006.jpeg

御ヶ塚古墳という、全国的にも保存状態の良さが有名な古墳だ。Wikipediaで調べてみると他に四箇所の賠塚があって5つ目の古墳だから五箇塚と呼ばれ、転じて御ヶ塚古墳と呼ばれるようになったようだ。

IMG_0008.jpeg

他の4つの陪塚は宅地造成で取り壊されてしまったらしい。残ったこの古墳には南神社も中にある。行基菩薩像も近くにあり、昆陽池の造成をし豊穣を願って建てられたのが南神社だそうだ。実際この街には行基町と地名も存在する。

IMG_0012.jpeg

水耕が行われているのはもう少し北にあたるから、この古墳のお堀の水が流れる先は開水路だ。増水時に水を開放するための水門もある。

外に出たおかげで夏の暑さも爽やかさも感じた。ずっと家にいては不健康だ。SNSばかり見ていないで外に出るのも大切だと思った。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。