SSブログ
- | 次の10件

SNSに向いていないことは恥ずかしいことじゃない [トリビア]

物事をなんでも共有したりシェアしようよ、という風潮になって久しい。

でも一方で、自分がシェアするものにたくさんのいいね!がついてほしいという理由からずいぶん過激なことを投稿して、結果炎上するということも増えてきた。何かしらの迷惑行為もそうだし、過激なことを言えば動画の再生数が伸びるという「単純なこと」が「すごいこと」だと思っている人も多い。

悩みもそうだけど、他人と共有できない部分って必ずある。

それは例えば悩みは一緒だけど立場が違ったり、細かな違いが自分としては譲れない部分だったり。そういう意味では現実の世界でも悩みを共有できることってすごく稀なことだ。共有できる瞬間があれば奇跡と思った方がいい。

ネット上だと、いろんな人が自分の悩みの捌け口にそれを使う。だから愚痴も共感することができるものが多い。だけどやっぱり現実の世界と同じようにそれぞれに悩んでいることを共有できるのも限界がある。どこまでいっても最後は自分が現実の世界で解決しなければ終わらないことだ。

だけどどうにも、SNSだけで解決しようとしてしまうことが多い。この言葉をもらったから生きていけるとか、@(アットマーク)の返信で教えてもらったことが全てになってしまっている人。そういう人がずいぶん多い。

自分の属しているコミュニティと、その中にいる自分自身の人格の輪郭が限りなく曖昧になってしまっているのだろう。

僕もそういう状態になったことがある。それでもって非常に厄介な鬱になったこともある。

それで分かったのは「僕はSNSには向いていない」ということだ。30代半ばになってやっと分かった。

でもこれを気づくのが遅いとか、そもそもSNSに向いていないことがダサいとかは思っていない。他人から指を差されて笑われても全く気にしない。向いていないことは、いくらカッコをつけても向いていないからだ。

こういう現代に生きていて現代のツールが使えないことに対しての劣等感というものにずいぶん無意識のうちに向き合ってきたのが20代の頃だったように思う。色々と形を変えて試してみたけれど、そもそもスマートフォンという現代のツールが自分は扱いこなせないらしい。

でもそれを恥ずかしいとかは思わなくていいと思う。他に向いていることもあるだろう。人と喋ることは嫌いじゃないし、食べ物はやはり美味しいし、よく眠れる。

それで十分幸せなものだから、再生数やチャンネル登録者数や、SNSのいいね!などを気にすることなく、翌朝を清々しく迎えることができる。それで充分じゃないか。
nice!(0)  コメント(0) 

昆陽昆虫博物館へ続く森 [旅]

IMG_20200628_103740340.jpg

住んでいる街には昆虫博物館がある。昆陽池は伊丹市の水源でもあり、周囲に森や沼など自然に囲まれた場所でもある。

3年ほど前に訪れたとき、記録的な長梅雨が続いたものだから、そこへ続く森の道には雨水が溜まってできた沼があちこちにできていた。

IMG_20200628_103801588.jpg

だけどこれも一つの魅力だなと感じる。昆虫館自体は名の通り、様々な昆虫の標本があったり、温室に蝶々が飛び交ったりしていた。

IMG_20200628_114327927.jpg

人に慣れているのか、接写しても全く逃げる様子がなかった。

IMG_20200628_112833025.jpg

人によっては、標本でも虫はダメという人もいるだろう。

IMG_20200628_103728138.jpg

なんだか蟲師の「旅をする沼」のような世界だった。博物館はともかく、入り口までの森の道が最高だった。
nice!(0)  コメント(0) 

2018年の冬に東京に行った話 [旅]

AF1AFD29-2888-4972-A0BA-38013340629E.jpg

今から5年前の2018年の冬は東京にいた。

東京にいたといっても住んでいたわけではなく、当時付き合いのあったTwitterのフォロワーさんのライブが町田プレイハウスであるということで、夜行バスで大阪から東京まで行った。

WILLERExpressを使って大阪の梅田スカイビルから乗車した。バスは1週間前に予約したけど、随分と空きがあって片側1列の最後尾のシートを取ることができた。おかげで隣を気にすることもなく、夜間の車内の雰囲気や、走行中のバスの中で眠ることの楽しさをよく覚えている。

宿は田端新町の簡易宿泊所を予約した。だけど東京の鍛冶場駐車場に到着したのは朝6時。チェックイン時間は15時で、東京の寒風に吹かれながら9時間公園で時間を潰した。上の写真はそれである。

ジャンルはヘビーメタルでノリも何もかも自分はわからなかったけど、楽しんでいる人は楽しんでいた。ヘドバン?という頭を激しく振っている人も見た。

夕食がノープランだったから町田駅前のすき家で牛丼を食べた。東京でしか食べれないようなものは一切食べてない。

あまりにも初日に疲れてしまったので、滞在予定よりも早く東京は引き揚げた。帰りは新幹線を使って帰ったが、こっちの方が絶対にいい。

なんとも言えない東京への一人旅。

しかし実際に行って、東京の田端新町の公園で9時間いたり、宿の周りで迷子になったり、山がないから方角がわからなかったり、東京に住むとすればかなりリアルな体験と光景を見ることもできた。

そこでずっと暮らしている人ならすぐにわかることが、地方都市から今朝夜行バスで来たばかりの人間にはわからない。でも慣れてくるとわかるようになって、最初は目新しいものがだんだんと当たり前になってくる。

2018年冬東京への旅はそういう体験だった。コロナも落ち着いてきたし、また行ってみるのもいいかもしれない。
nice!(0)  コメント(0) 

SNSに疲れたら外へ行く [旅]

IMG_0012.jpeg

もともとSNSに疲れやすいタチだ。だから何度もやめてはまたやり直している。最近も少し疲れることがあった。その時にもらったDMに「疲れたら立ち止まって身の回りの風景を見てみるといい。生活は自分のもので、他人は本当にあなたが疲れているかどうか気にしない」とあった。

このDMを送ってくれた人に感謝だ。おかげでSNSの人間関係に四六時中がんじがらめになっていた過去を思い出すことができた。

外へ行くにも目的が必要だったから、ずっと行ってみたかった阪神間の古墳に行った。

IMG_0006.jpeg

御ヶ塚古墳という、全国的にも保存状態の良さが有名な古墳だ。Wikipediaで調べてみると他に四箇所の賠塚があって5つ目の古墳だから五箇塚と呼ばれ、転じて御ヶ塚古墳と呼ばれるようになったようだ。

IMG_0008.jpeg

他の4つの陪塚は宅地造成で取り壊されてしまったらしい。残ったこの古墳には南神社も中にある。行基菩薩像も近くにあり、昆陽池の造成をし豊穣を願って建てられたのが南神社だそうだ。実際この街には行基町と地名も存在する。

IMG_0012.jpeg

水耕が行われているのはもう少し北にあたるから、この古墳のお堀の水が流れる先は開水路だ。増水時に水を開放するための水門もある。

外に出たおかげで夏の暑さも爽やかさも感じた。ずっと家にいては不健康だ。SNSばかり見ていないで外に出るのも大切だと思った。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

Punkt.MP02を購入 [トリビア]

ずっと手に入れたかったPunkt.MP02を定価の半値(2万円)で手に入れて以来、ずっと使っている。

IMG_0018.jpeg

デジタルデトックスというと高尚なイメージだし、実際すぐに情報端末を購入できるほどの経済力がなかったら楽しめないライフスタイルだなと感じる。

だけどこれに関しては海外で「こういうものも海外ではあります」という記事を見たのが7年くらい前で、その時からずっと憧れていた。それがたまたまメルカリで型落ちということで出品されており、すぐに購入した次第である。

iPhone12miniを持っていたけど、iPhoneなんて買おうと思えばどこでもいつでも買える。でもこれはそうじゃない。ありもしないレアモノだと思ってたら本当にあったわけで、完全に縁の問題だ。

私はいつも自宅で仕事をする会社員だから、ネットやSNSはPCで事足りる。だから今携帯電話というものはこのMP02以外持っていない。iPhone12miniは手放したけど、なんら困っていない。
nice!(0)  コメント(0) 
- | 次の10件

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。